このようなお悩みはございませんか?

- 仕事の量が多く、過剰な責任感に苦しんでいる
- 出勤するときに気分が沈む
- 上司や部下、同僚との関係性で困っている
- 転職を考えるが、期待と現実の間で悩んでいる
- 家庭のために辞められず、職を続ける必要性を感じている
- 退職後の将来についての不安が大きい
職場のメンタルヘルスとは

職場のメンタルヘルスは、「心の病気」だけでなく、働く人の「心の健康状態」を意味します。
心が健康なら、ポジティブな状態を維持し、仕事にも日常生活にも活力を持って取り組むことができます。
しかし、現代社会では誰もがストレスや悩みを抱えており、これらがメンタルヘルスの不調を引き起こすことがあります。
特に、仕事内容や人間関係の変化、長時間労働などによるストレスが、メンタルヘルスの不調のリスクを高めています。
このため、企業にとっては、メンタルヘルス対策が重要な課題となっています。
メンタルヘルスチェック
以下では、労働者の仕事による疲労蓄積を、自覚症状と勤務の状況から判定できます。
現在のメンタルヘルスの状態をぜひチェックしてみましょう。
直近1ヶ月の自覚症状
ほとんどない…0点
時々ある…1点
よくある…3点
まず、以下の直近1ヶ月の自覚症状に当てはまる点数の合計を出しましょう。
直近1ヶ月の自覚症状 | あなたに当てはまる点数 | |
---|---|---|
1 | イライラする | |
2 | 落ち着かない | |
3 | 不安がある | |
4 | よく眠れない | |
5 | 憂うつである | |
6 | やっていることに間違いが多いと感じる | |
7 | 物事に集中できていない | |
8 | やる気が出ない | |
9 | 仕事中に強い眠気に襲われる | |
10 | へとへとである(運動後以外) | |
11 | 以前と比べて疲れやすい気がする | |
12 | 朝、起きた時に強い疲れを感じる | |
13 | 体に不調を感じる | |
合計 | 点 |
評価
上記の直近1ヶ月の自覚症状の点数を以下の表に当てはめ、今の自身の評価がどれに当たるかを確認しましょう。
合計点数 | 0〜4点 | 5〜10点 | 11〜20点 | 21点以上 |
---|---|---|---|---|
評価 | A | B | C | D |
直近1ヶ月の勤務状況
ない、少ない…0点
多い…1点
非常に多い…3点
次に、直近1ヶ月の勤務状況の合計点数を下の表から導きましょう。
直近1ヶ月の自覚症状 | あなたに当てはまる点数 | |
---|---|---|
1 | 1か月の時間外労働 | |
2 | 不規則な勤務(突然の仕事や予定の変更) | |
3 | 深夜勤務による負担(頻度や時間数) | |
4 | 出張による負担(頻度や時差、拘束時間など) | |
5 | 休憩・仮眠の時間数及び施設 | |
6 | 仕事による身体的負担(肉体的作業及び温度によるものなど) | |
7 | 仕事による精神的負担 | |
合計 | 点 |
評価
上記の直近1ヶ月の勤務状況の合計点数を以下の表に当てはめ、今の自身の評価がどれに当たるかを確認しましょう。
合計点数 | 0〜4点 | 5〜10点 | 11〜20点 | 21点以上 |
---|---|---|---|---|
評価 | E | F | G | H |
総合判定
以下の表に、先ほど計算した、直近1ヶ月の自覚症状の点数と勤務状況の点数を当てはめて、点数を出してください。
自覚症状 | |||||
---|---|---|---|---|---|
勤務状況 | A | B | C | D | |
E | 0 | 0 | 0 | 1 | |
F | 0 | 1 | 2 | 3 | |
G | 2 | 3 | 4 | 5 | |
H | 4 | 5 | 6 | 7 |
これで、あなたの仕事による負担度の点数を求められました。
以下が、あなたの仕事による負担度です。
判定 | 点数 | 仕事による負担度 |
---|---|---|
0〜1 | 低いと考えられます | |
2〜3 | やや高いと考えられます | |
4〜5 | 高いと考えられます | |
6〜7 | 非常に高いと考えられます |
職場のストレスが引き起こす疾患
ストレスが引き起こす代表的な精神疾患には、適応障害、うつ病、睡眠障害、パニック障害、依存症などがあります。
職場のメンタルヘルス「4つのケア」
セルフケア
労働者自身がストレスを予防し、ストレス発生時には適切に対処することが求められます。
このためには、事業者からのセルフケアの正しい情報提供や教育研修が不可欠であり、社内での相談体制の整備も大切です。
また、ストレスチェックの実施は、ストレスへの気づきを効果的に促すことができます。
ラインによるケア
管理監督者が職場のストレス要因を理解し、改善策を実施することに焦点を当てます。
これには、労働環境の改善や部下の相談対応が含まれ、企業は管理監督者への教育研修・情報提供を通じてこれを支援します。
産業保健スタッフなどによるケア
産業医や衛生管理者などがセルフケアやラインによるケアをサポートします。
メンタルヘルスに関する教育研修の企画・実施や労働者からの相談受け付けが可能となるような制度及び体制を整えます。
事業場外資源によるケア
メンタルヘルスケアの専門知識を持つ外部機関やサービスを活用することで、企業内で対応が難しいメンタルヘルスの課題に対処します。
これは特に、社内での相談を希望しない労働者へのケアや、専門的な支援が必要な場合に有効です。
自分でできるメンタルヘルス対策
睡眠を十分にとる
睡眠不足はストレスや不安を増大させる原因となるため、十分な睡眠を確保することで、脳をリフレッシュさせ、日中のパフォーマンスを高めることができます。
適度な運動
適度な運動によりストレスや不安を軽減します。
上司や相談窓口に
相談する
悩みを抱え込まず、上司や社内外の相談窓口に相談することで、問題解決の糸口が見つかることがあります。
医療機関を受診する
メンタルヘルス不良の長期化や自己対処が難しい場合は、早期に医療機関を受診することが重要です。
専門医の診察やカウンセリングを受けることで、症状の改善に繋がります。